アナログちゃんのこっそり映画鑑賞記

自宅でこっそり鑑賞した映画についてぽそぽそつぶやきます。

【リーアム・ニーソン主演映画】フライト・ゲーム

フライト・ゲーム

原題:NON-STOP/上映時間:107分/製作年:2014年

監督:ジャウム・コレット=セラ

出演:リーアム・ニーソンジュリアン・ムーア、ミッシェル・ドッカリー、コリー・ストール、ルピタ・ニョンゴ

  【あらすじ】一部ネタバレします

ニューヨーク発ロンドン行の旅客機に乗り込むビル・マークスは連邦航空保安官。しかしビルは飛行機に乗り込む前に、車の中でアルコールを一杯ひっかける程のアル中に。

飛行機が無事に離陸すると、今度はトイレに行って煙草を一服するビル。しかし席に戻ったビルに乗客の中の一人だと名乗る者からメールが届く。メールの内容は「指定口座に1億5000万ドル振り込まなければ、機内の誰かを20分に1人殺す」といった不気味な内容。

ビルは顔見知りのフライト・アテンダントミッシェル・ドッカリー)やたまたま隣の席に座った女性(ジュリアン・ムーア)の協力を得て、乗客の中から犯人を見つけ出そうとするが、ついには1人目の犠牲者を出してしまう。この事に動揺し落ち込んだビルの言動は、次第にエスカレートしていく。

 


『フライト・ゲーム』本予告(1分40秒)

 

今だとGYAOで無料視聴出来るみたいです。(2017年6月18日現在)。

 【感想】ネタバレ全開(「アンノウン」「フライトプラン」「バルカン超特急」の内容にも一部ふれています。ご了承ください。)

この映画は3回程鑑賞しましたが、細部の辻褄が合っているのかどうかが良く分からないです。また「20分ごとに機内の誰かを1人殺す」と言われてきっかり20分ごとに、犯人の言う通りの事が一応起こる訳ですが、起こらない可能性もあった訳でその事が少し気になります。またストーリーの後半に犯人が明かされると、果たしてこの人達にそんな事が出来るのかなと思いました。そんな具合にミステリー映画としては、???な部分もありますが、それはそれ。アクションもキレるしジャンル映画として、非常に楽しむ事が出来ました。

 

劇中のストーリーは中だるみせずテンポ良く進み、むしろ一度に情報を把握しきれないくらいでした。乗り物パニック映画的要素犯人は誰か?などの謎解き要素。それに加え、失踪消失系映画に似た傾向が強く本当は分かっている筈なのによく分からなくなる感覚にグラグラと陥っていくのが本作の面白い所。ミスリードにより自分が正しいと思っていた事が疑わしくなってくる為、じわりじわりと迷いが発生します。更に主人公ビル・マークスはかなりギリギリの所まで追い詰められていくので、スリル感や臨場感も充分に味わえます。

 

この映画を鑑賞しながら、まず思い出したのは「フライト・プラン」でした。あとはバルカン超特急などにも似ています。主演がリーアム・ニーソンなので、不安感は何倍にも割増。以前にアンノウン(2011年のリーアム・ニーソン主演の方)を鑑賞していたので尚更です。要所要所に映し出される彼の困り顔は、サブリミナル効果の様に徐々に私を不安にさせてくれました(笑)。

 

本作は、ほぼ機内のみで繰り広げられる密室系サスペンス。管制塔や心配する家族らの描写はありません。それにしても緊迫感のあるスリリングな作品だと感じるのは、操縦室、トイレ、ビジネスクラスの客室、エコノミークラスの客室、などに次々とカメラが切り替わりその上犯人とのメールのやり取りが頻繁に行われるからではないかと思います。犯人から届くメールの見せ方がセンス良いです。

 

監督はジャウム・コレット=セラ。この作品を撮る前にアンノウン(2011年)という作品がやはりリーアム・ニーソンとのコンビで撮られています。そしてこの映画も、やはり主人公は何者なのかが途中まで分からないです。こちらの方はオチがちょっと意外でした。

 

キャビアアテンダントの内の一人(ルピタ・ニョンゴ)がグウェンという名で出演していて、おやっと思いました。あの有名なエアポートシリーズの一作目「大空港」のスチュワーデス(ジャクリーン・ビゼット)の名がグエンだったので。グウェンは急な欠員が出た為ヘルプでこの飛行機に乗ったのですが、それがこんな事件に巻き込まれるなんて最悪ですね。

 

全体的に緊張感漂うムードの中でちょっと笑えたのは「飛行機代無料!」とビル・マークスが叫ぶと乗客が急に黙るシーン。これはいける!と思ったらしいマークスは「言う通りにするのなら、1年間国際線が無料」って大声で宣言します。乗客はそんなに事態は深刻なのか?という不安から黙ったのでしょうか?ビジネスクラスの客室を閉鎖という尋常じゃない事態を見せつけられながら、「1年間無料!ラッキー」と思える乗客は相当に楽観的でタフだと思います。

 

 お約束の飛行機から降りる描写も納得がいくもので、大満足です。

 

   

 レゴですが本物の予告篇とそっくりに作られていて素晴らしいです。

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映画『フライト・ゲーム』レゴ予告編