アナログちゃんのこっそり映画鑑賞記

自宅でこっそり鑑賞した映画についてぽそぽそつぶやきます。

【ドラマ】オビ=ワン・ケノービ(パート1)の感想&おさらい【完全ネタバレ】

オビ=ワン・ケノービ(パート1)やさぐれたオビ=ワン

原題:Obi-Wan Kenobi/配信時間:56分/配信開始日:2022年5月27日

画像引用元: https://starwars.disney.co.jp/

監督:デボラ・チョウ

脚本:ジョビー・ハロルド、スチュアート・ビーティーホセイン・アミニ

出演:ユアン・マクレガージョエル・エドガートン、ヴィヴィアン・ライラ・ブレア、ジミー・スミッツ、ルパート・フレンド、サン・カン、モーゼス・イングラム、グラント・フィーリー他

 

観るだけでどうもすいません。「お前は受信機か!」と自分で思います。という訳で今回はドラマ『オビ=ワン・ケノービ(パート1)』の感想です。

 

※他のスター・ウォーズ作品についてもネタバレする場合がございます。ご了承ください。

 

時代設定は『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』から10年後。とりあえず『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』ぐらいを観ておけば、まぁ問題ないでしょう。

 

細かく見ていけば『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の後。アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』やアンソロジー・シリーズである映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』よりもちょっと前の時代です。オーダー66以降の辛い時期のオビ・ワンやジェダイサイドの人々が描かれています。

オビ=ワン・ケノービ(パート1)の主なキャスト

生き残りのジェダイ騎士。師はクワイ=ガン・ジン。幼きルークを遠くから見守るため、ルークの住むタトゥイーンで日雇い労働者みたいな暮らしをしている。ジェダイであることは完全に隠し、一般市民に紛れ暮らしているせいか、やさぐれ感が凄い。職場で盗む魚肉の量も中途半端な上、ちょいワル親父感もあり。

 

レイア・オーガナ(演:ヴィヴィアン・ライラ・ブレア)

出生後すぐにオーガナ夫妻の養女となった。小さなドロイド「ローラ」を肌身離さず持っている。このドラマでの彼女の年齢は10歳。意地悪な従妹に対して毅然とした態度で厳しいことを言ったりする。

 

※演じているヴィヴィアン・ライラ・ブレアちゃんは、前回当ブログにてご紹介したロドリゲス監督の映画『ヒーローキッズ』で、シャークボーイとマグマガールの子供を演じた女の子です。偶然ですが。ヒーローキッズのレビューはこちら ↓ ↓ ↓

analogchan.hatenablog.jp

 

ベイル・オーガナ(演:ジミー・スミッツ)

レイアの良き父。レイアが誘拐されたことで、オビ=ワンに助けを求める。演じたのは 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』からベイル役のジミー・スミッツ。

 

ブレア・オーガナ(演:シモーヌ・ケッセル)

オルデラン女王。ベイル・オーガナの妻でありレイアの育ての母。

 

ルークの育ての父親。ルークの叔父にあたるが血縁関係はない。職業は水分農家。『エピソード2 /クローンの攻撃』、『スター・ウォーズ エピソード3/ シスの復讐』でオーウェン役を演じた、ジョエル・エドガートンが今回も好演。

 

ベルー・ラーズ

オーウェンの妻であり、ルークの育ての母親。ルークの叔母にあたるが血縁関係はない。オーウェンと共に水分農業に励む。演じるのはボニー・ピエス

 

ルーク・スカイウォーカー(演:グラント・フィーリー)

レイアの双子の兄。登場シーンは、オビワンが遠くから見ている場面でチラッと映るぐらい。ちょっと幼い印象で、レイアと同い年とはとても思えない。

 

ナリ(演:ベニー・サフディ

ジェダイの生き残り。序盤のシーンから登場しその後オビ=ワンに助けを求めるが、取りあってもらえず。心ある人物であるが、悲しい結末を迎える。

 

尋問官(Inquisitor)たち

ジェダイ狩りをする集団。通称ジェダイ・ハンター。オーダー66以降、生き残ったジェダイを捜し出しては抹殺するという恐ろしい組織。また若いフォース感知者を見つけ、ダークサイドに引きずり込んだりもした。ダース・シディアスダース・ベイダーの指揮下にある。ベイダーから特別な訓練を受けた、言わば帝国側のエリートのようなもの。通常、回転式のダブル=ブレード・ライトセーバーを使用。使わない時は、背中に背負っているようだ。

大尋問官(演:ルパート・フレンド

パウアンという種族。長身で細身、顔には赤いタトゥが入っている。歩く時真ん中にいる人。本名は分からず。大尋問官(Grand Inquisitor)という高位の称号が与えられており、尋問官の中のリーダー的存在。元々はジェダイ・テンプル・ガードだったことが、アニメ『反乱者たち』のシーズン2にて明かされる。

 

フィフス・ブラザー(演:サン・カン)

ヒューマノイド種族で本名不明。ヘルメットがデカく木枯し紋次郎のようで驚いた。キャッチ―な見た目。またアニメ『反乱者たち』のフィフス・ブラザーよりも、物静かで知的な印象を受ける。一説によると、ジェダイテンプルの記録を研究していたらしい。う~ん、実写のフィフス・ブラザーの方がかなり好み。ワイスピのハンの時と全然違う、サン・カンの低い声が、新鮮だった。

 

サード・シスター【リーヴァ】(演:モーゼス・イングラム

ストーリー序盤からやらかし放題。ちょっとだけ刃向った一般市民の手を切り落とすなどして、フィフス・ブラザーから後で注意される。もう、たいがい悪い奴だなと思った。ジェダイやオビ=ワンに相当な恨みを持っているように見えるが、実際のところはよく分からない。スター・ウォーズシリーズのキャラとしても新登場で、要注目のキャラクター。

 

カメオ出演

ヴェクト・ネール(演:レッチリのフリー)

リーヴァに雇われた賞金稼ぎの男。何となくコミカルな動きが、やけに目立つ。何とかレイアを誘拐する。

 

ドラマ【オビ=ワン・ケノービ(パート1)】の超ざっくりあらすじ

舞台はタトゥイーン。住民らが集うバーにジェダイ狩りをする尋問官らが現れる。どうやらこのバーに、ジェダイの生き残りがいるらしいと嗅ぎつけてやってきたのだ。バーにはジェダイの生き残り、ナリがいた。大尋問官は店主に話しかけ、じわりじわりジェダイのことを探ろうとするが、せっかちなリーヴァがナイフを投げつけたことで状況は一転。ナリがフォースを使い店主を庇ったことで、その場は騒動となった。大尋問官は衝動的な行動に走るリーヴァに警告する。

 

一方オビ=ワンは、屋外の仮設労働所で働いていた。ジェダイであることを隠し、遠くからルークを見守り続ける日々。オビ=ワンはルークにそっとT-16スカイホッパーの玩具を贈るが、オーウェンに「こんなこと、されちゃ困るよ」と突き返されてしまう。そんな折、オルデランに住むレイアが誘拐された。父親のベイルはオビ=ワンにレイアの救助を依頼する。「オレにはルークの護衛がある」という心境からか、始めの内は渋っていたオビ=ワンだが、ナリが殺されたことに責任を感じ、砂漠の中に埋めたライトセーバーを掘り起こす。

 

オビ=ワン・ケノービ(パート1)の見どころや感想など

レイア姫登場

ルークの話になるのかと思いきや、レイアが出てきたのでびっくりしました。

このレイアが何ともまぁ、あのSWEP4のレイア姫をそのまま幼くした感じで、メチャクチャ可愛い。弁が立つ、おてんば、生意気、そしてしっかり者で優しい。もう本当にレイアだなぁと感じさせられて、嬉しかったです。こういう場面が度々見られるだけでも、かなり満足でした。レイアは小型のドロイド「ローラ」を持ち歩いていて、彼女をとても愛しているようです。

 

また、意地悪な従兄に反論するシーンでは、スカッとさせられました。

「それで一目置かれると思う?怖がってるだけのくせに。自分で何かを決めることは一生ないわね。私は大したこと知らないけど、それだけは分かる」

 

って、サラッと言ってのけた。頭の回転が速いです。子供の頃からこうだったんだな...。今後の記事にもレイアの見どころ、書いていきたいと思います。ちなみに1話目のところでは、ルークの出番はあまりないです。オビ=ワンが、遠くからチラチラ眺める時ぐらいしか出てきません。オビ=ワンは一歩間違えるとルークのストーカーですよ(笑)

 

オビ=ワン・ケノービ(パート1)に出てくる惑星

第1話で舞台となる惑星はタトゥイーンとオルデランです。それぞれ、ルークとレイアが育った惑星からスタートしたのでしょう。タトゥイーンの砂漠には捕獲されたと思われる巨大生物が、横たわっており、これが何の生き物なのか気になりましたね。背中にギザギザがあってとにかく大きな魚っぽいのですが。「まさか、ハイパードライブできるあいつじゃないよね?」と心配になりました。ですが、おそらく背びれの数が違います。これが多分、オビ=ワンら労働者が加工している魚肉なのでしょう。屋外に軽く日よけを設置しただけの、仮設っぽい職場。オビ=ワンは黙々とそこに通い続けます。

 

一方オルデランの描写は、本当に美しかった。ほんの少しですがC3POなども登場してましたよ。遠くに少し見える程度ですが。パーティー会場みたいなとこで、通訳をしていたようすです。

 

尋問官チームが熱い!フィフス・ブラザーから目が離せない

 

これまで、尋問官が実写でクローズアップされることがなかったので、とても新鮮でした(上記投稿の右側の画像2枚が尋問官)。尋問官って元々はジェダイだったりするので、何か観ていて、いたたまれない気持ちになったりもします。殺されるか、ダークサイドに転向するかという選択を強いられて、仕方なく後者を選んでしまった人達です。

 

アニメ『反乱者たち』を観ていて、「あぁ~!」って思ったのですが、大尋問官がジェダイ・テンプル・ガードだった時は、まだ顔に赤いタトゥが入ってないのですよ。同じ顔なのにいい人感があって、印象が全然違いましたね。これを思うと、フィフス・ブラザー(上記投稿右下の画像の男性)にも何かしらの過去があったはず。そのバックグラウンドみたいなのを、もっと知りたいです。とりあえず、サン・カンさんがもっと観たいので。

 

尋問官について知りたければ、おそらく、コミックの『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙』などを読めば良いのでしょうが、これ値上がりしててちょっと今は買えそうにないですね(汗)

私は本はなるべく新品で購入したい派なので、中古よりさらに高くなる。それでも、何度かは「買うか?」「買うか?」と自分に問いました(笑)

 

第1話のフィフス・ブラザーは、ジェダイ狩りの時「褒美を出す」とか言ったりして、ちょっと一般市民に優しかった。ジェダイの名残のようなものを感じます。また尋問官らは、互いにいがみ合っているように見えますが(特にフィフス・ブラザーとサード・シスター)、仲良くするとベイダーから制裁を受けるという噂もありますね。まるでブラック企業のようだ!

今後も尋問官情報入れていきます。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。では、また。